子供に与えるお金

私の家は、父のおかげで裕福でした。しかし私が中学生の頃に両親が離婚し、貧乏になりました。母が私と弟をそだててくれたのですが、私は母に、自分が子供を産んだ今でも感謝の気持ちを持つことができません。その理由は、私がまだ学生だった頃の出来事にあります。
中学を卒業してすぐに家計を助けるために私はアルバイトを始めました。年齢的にまだ働ける歳ではなかったのですが、知り合いが経営しているお店があったのでそこで接客をしていました。時給は地元の最低賃金で月に2~3万くらいしか稼げなかったけど、それは全て家に入れていました。お小遣いはそれとは別に月3000円だけでした。最初の頃は「家が大変だから助けなきゃ」と思っていたのですが、高校に入学してしばらく経つと友達はみんな化粧を始めるし休みの日は集まって遊んでいました。バイトしている子はしていない子よりもお金を持っていました。バイトで得たお金は自分のものだったからです。しかし私はバイトをしている子よりバイトに出ていたのに、その子よりも、それどころかバイトをしていない子よりもお金を持っていませんでした。
化粧品を買うお金もない、服を買うお金もない。親に言っても買ってはくれませんでした。「自分のものは自分で買え、そのかわり学校で必要なものは買ってあげる」と。私の3000円は学校でジュースやお菓子を買ったらすぐになくなり、かといって、私だけ買わないなんて空気が悪くなるのが嫌だからできません。

私だけ化粧をしていない、私だけ服装のバリエーションが少ない、私だけお金がない。メイクの仕方とかのみんなの会話についていけない。遊びに行くお金がないから一緒に遊びに行けない。
次第にみんなとの間には距離ができていました。友達はみんな、私が遊ぶの好きじゃないんだろうなと思っていたようだけど、実際はそうではない。私は疎外感をずっと感じていて、結局通信制の高校に転校しました。

今振り返ると、高校を辞めてしまったのは私の弱さで、母のせいでもお金がないせいでもないのかもしれない。けれど、たとえば毎月1万円あったら多少は違うのだろうなと思ってしまいます。
だから私は子供に同じ思いをさせたくない。お金で苦労はかけないようにすると心に決めています。
そのために家計が苦しくても子供の教育費やおこづかいには出来るだけお金を掛けています。
主婦の私がお金を借り入れする方法はあります。《※参考サイト⇒主婦借入》何より子供に同じような思いはさせたくありません。

お金が全てではないけど、一定の金額を子供に与えることは大切なことなんじゃないかなと思います。”